物忘れの原因は?

物忘れの原因は?

 

年をとってくると、物忘れがひどくなってくるのは仕方ないことなのかな・・・

 

 

でも、いったい何が原因で物忘れは起きてくるのでしょうか?

 

 

まず、記憶がどのように脳で保持され、処理されるのかをみてみましょう。

 

脳にはワーキングメモリという記憶に関する概念があります。

 

主に、前頭皮質、頭頂皮質、前帯状皮質、および大脳基底核などがワーキングメモリに関与すると考えられています。

 

 

このワーキングメモリが加齢によって衰えていくことが、物忘れの主な原因と言われています。

 

 

パソコンの容量(保存できる大きさ)とメモリー(処理スピード)のようなものだと考えると分かりやすいと思います。

 

 

パソコンを例にして考えてみましょう。

 

古くなったパソコンを使っていると、処理スピードが遅くてイライラすることってありますよね。これはパソコンのメモリーが徐々に少なくなっていくのが原因で、そのため処理するのに時間がかかってしまいます。

 

新しくパソコンを買った時は、画像処理ぐらいでそんなに大きな容量のものを処理する必要はなかったのに、だんだん音楽や動画といった容量の大きなものを処理するようになると、買った当時のメモリーでは、処理できなくなってします。

 

また、パソコンに保存するファイルも大きくなってくるために、ハードディスクの容量もどんどん減っていってしまいます。

 

パソコンの場合は、そうならないために定期的に新しいパソコンに買い替えたり、必要ないファイルを削除したりできます。もし何もしなければ、いつか容量が一杯になってしまい、作業ができなくなってしまうでしょう。

 

 

これと同じように物忘れの場合を考えてみると、加齢によって脳のワーキングメモリが徐々に衰えていきます。

 

それが原因で、脳に入ってきた情報を記憶として留め、処理していこうとする能力が落ちていってしまうのです。

 

 

このようなワーキングメモリの衰えは、加齢によるものである程度は仕方ないのですが、次のようなことも、脳の衰えを加速してしまう物忘れの原因になっています。

 

 

食生活

 

欧米化による食生活で、脂質やコレステロールを摂ることが多くなってきています。これらは生活習慣病にも関係がありますが、脳のためにも摂りすぎに注意しなければいけません。

 

ストレス

 

ストレスがあると脳の神経に影響が出て、それが原因でワーキングメモリーにも悪影響を及ぼします。ストレスとうつ病などの神経系の病気が関係あるように、物忘れにもストレスは関係があります。

 

睡眠

 

睡眠不足になると肉体だけでなく、脳の疲労回復ができなくなってしまいます。そうなると、体の疲れで動きが鈍くなるように、脳の記憶も衰えてしまいます。

 

 

 

こうやって物忘れの原因を考えてみると、普段から規則正しい健康的な生活を送ることが大事だということが分かりますよね。

 

物忘れ対策として、普段から健康的な生活ができているのかを、まずチェックしてみましょう。